ジョン・ライト監督作「スティールワールド」("Robot Overlords" : 2014)[DVD]

宇宙から襲来し、地球を侵略したロボット帝国に、ひょんな事から勝機を見出した子供達が奮闘する様を描くSF作品。

ある日、宇宙から襲来したロボット達は、わずか11日間の戦いの後、地球の侵略を完了し、それ以後、人類はロボット帝国の支配下に置かれる。市民と帝国の橋渡し役のロボット、メディエーター452は、侵略の目的が全宇宙の生命体の調査と称し、人類に関する調査が終われば、地球を去る意向を示す。更に、決して屋外に出ないというルールさえ守れば、市民に危害は加えないと約束する。市民は、右耳の裏にセンサーを埋め込まれると、割り当てられた家で共同生活を強いられ、一度屋外に出ると、警告を受けた後、ロボットに殺される様になる。

侵略から3年余りが経ったある日。教師のケイトは、行方不明となった空軍兵の夫ダニーの身を案じながら、息子ショーンと、その友人の兄妹ネイト、アレックス、老人マーティンと共に暮らす。近隣に住む少年コナーの父が警告に逆らい、衛兵ロボットに殺された為に、コナーは孤児になる。ケイトは、エリア長スマイスに懇願し、コナーを引き取る事にする。スマイスは帝国に従属し、市民には内通者と揶揄され、忌み嫌われている男で、悲嘆に暮れるケイトに付け入り、関係を持とうと企てる。

ショーンはダニーの情報を得ようと、特徴を記したビラを作り、ボールに忍ばせ、町にばらまく。ある時、アレックスがゲーム機の修理をしている最中、不注意によりネイトがバッテリーで感電する。一同は感電が原因でセンサーがショートし、反応しなくなる事を知ると歓喜し、みな同じようにショートさせる。ロボットに感知されない事が分かると、4人はロボットの監視を逃れて、夜の町に繰り出す。雑貨店で物資を調達すると、ネイトはレジスタンスの好機だと皆に提案する。コナーは途中で拾ったビラ入りボールをショーンに手渡す。ビラにはダニーに関する情報が記されており、ダニーが戦いの後、捕虜となり配給係となった事、ショーンに会いたがっていた事、スマイスがファイルを校舎に保管している事が判明する。ショーンは皆を誘い、校舎にファイルを探しに向かう。

校舎に着くと、ショーン達はコナーを入り口に待たせ、3人で内部へ侵入する。3人は帝国側の人間を追跡し、ファイルの保管場所に辿り着くと、ダニーのファイルを発見し、湾岸のホテルにいる事が分かる。その時、皆の切れていたセンサーが点滅を始める。バッテリーはコナーに持たせた荷物に入っており、3人は入り口に戻る。コナーはバッテリーを持ち出し、再びセンサーをショートさせる。コナーと行き違いになった3人はロボットに感知され、スマイスに拘束される。

3人の前にマーティンが連行されてきて、破壊活動を企てた疑いで、スキャナーによるディープスキャンをされる。そこにメディエーターが現れ、ディープスキャンでこれまでの思考が一瞬でフラッシュバックする事により、脳に異常が生じ、死に至ると告げられる。マーティンが死ぬと、ショーンもスキャナー用にセンサーを交換され、ディープスキャンにかけられる。しかし、ショーンはスマイスを挑発して装置に近づけ、接触させる事で、スキャンの停止に成功する。そこにコナーが現れ、不意を突いてスマイスの手下達に花火で攻撃を仕掛け、4人はその隙に逃走を図る。ネイトは校舎にガスを充満させ、火を放ち、爆破する。4人はボーリング場に逃げ込むと、センサーが13時間置きに再起動する事を確認しあう。ショーンはダニーの捜索の協力を皆に求める。

夜が明けると、4人は衛兵ロボットの監視を掻い潜り、ホテルへ向かう。道中、衛兵ロボットに発見されるが、ショーンのセンサーが反応し、何故か助かる。

ホテルに着くと、拳闘で盛り上がる市民達と遭遇する。現場を仕切るウェインは、4人のセンサーが反応していない事を知ると、リーダーのモニクの元へ連行する。4人がダニーの情報と引き換えに、センサーをオフにする方法を教えると、ウェインは4人を救世主と称し、歓迎する。4人はダニーをよく知るスワニーと引き合わされる。スワニーのセンサーは外されており、スワニーはそれが時計職人のなせる技だと明かすと、道標となるスローターストーンの元へ行き、川を辿って秘密の湖を探す様に告げる。4人は森の巨石がそれに当たると察知する。その時、スマイスが外出禁止令を一時的に解き、市民を呼び寄せ、ケイトを伴って集会を始める。スマイスはショーンが校舎爆破のテロ犯だと称し、市民に捜索する様に呼びかける。ケイトがスマイスにより城の本部で保護されている事を知ったショーンは、救出に向かう事に決める。

4人はモニクの援護を受け、町を抜けると、森へ入り、城を目指す。スマイスは、エリア長の立場を利用してケイトを誘惑し、一緒に暮らす様に迫る。夜、4人は城への侵入を企てるが、衛兵ロボットに見つかる。その時、ショーンはロボットと同期し、接続できる能力を備えている事を知る。

ケイトはスマイスの手下を誑かし、鍵を奪うと、部屋から脱出し、馬に乗って城を脱出する。ショーンはロボットを従えて、スマイスの元へ現れると、衛兵ロボットを自在に操れる能力を見せ、スマイスを怯ませる。しかし、思わぬケイトの脱出に不意を突かれ、衛兵ロボットがスマイス達の猛攻を受ける。ショーンは監視ロボットに接続し、反撃する。ネイトは手下から奪った銃でスマイスを追い詰めるも、取り逃す。

ショーン達は逃走を続けるケイトに追い付き、合流すると、巨石の場所に向かう。スマイスはメディエーターに状況を報告する。メディエーターは、人間によるロボットのネットワークへの接続が前例の無い事態だと認め、ショーンを捉える様にスマイスに命じる。同時に、スキャナーを大量に取り寄せ、周辺一帯の市民全員のスキャンを始める意向を伝え、翌日の正午までにショーンを捕らえられなければ、スマイスからスキャンを始めると告げ、スマイスは戦慄する。

ストーンで秘密のメッセージを発見したショーン達は、それが川を超えた向こうの採掘場近くの湖シルバーレイクを指している事を知り、森の中へ分け入る。道中、子供を発見し、一同が追跡すると、その先で集落と旧型の戦闘機を発見する。そこでドローンの偵察を逃れ、密かに暮らす市民達の中に、父が現れ、ショーンとケイトはついに再会を果たす。一同は地下の塹壕に招かれ、時計職人ドナルドの手でセンサーを外される。ダニーは旧型の戦闘機ならロボットのアクセスを受けない事、勝機はあったものの敗北し、投降先でドナルドと出逢った事を明かす。ネイトはショーンがいれば帝国に勝てると主張するが、ダニーは戦争がもう終わったと告げる。

一方、スマイスはウェインを捕らえ、ショーン達がシルバーレイクに向かった事を知ると、ウェインをディープスキャンにかける。スマイスはメディエーターと共に衛兵ロボットを率いて、シルバーレイクに現れ、ショーンを引き渡す様に呼びかける。市民は戦いを避けるべく、ショーンを差し出そうとするが、ショーンは屋外に出て、センサーを再び接続すると、ドローンを呼び寄せる。

ケイトはショーンがいない事をスマイスに告げる。スマイスはショーンと共に、投降する様にケイトに呼びかけるが、ケイトが拒絶した為、大地を熱で溶かし、市民を死に至らしめようと、エリア上空の船からドリルを降下させる。そこへ母艦にアクセスし、制御を奪ったショーンが飛来する。メディエーターはショーンの元へ向かい、その能力を研究させて欲しいと頼み、拒否すれば直ちに攻撃を開始すると脅す。ショーンはメディエーターに同期し、地球を取り巻くロボットのネットワークに接続する。その時、制御を失った母艦が傾き、メディエーターは地面に落下し、損壊する。母艦はロボットの猛攻を受けるが、ダニーとネイトの乗った戦闘機が応援に駆け付ける。ショーンはドリルを射出しようとする船に、母艦を衝突させ、双方とも破壊する。それに伴い、衛兵ロボットは制御を失う。権限を失ったスマイスは、衛兵ロボットにエリア長として認識されなくなり、ルール違反で殺される。

ショーンは身動きの取れないメディエーターを発見すると、ネットワークに接続し、地球を取り巻く全てのロボットの武装を解除し、破壊する。その直前、メディエーターは帝国が諦めない事を仄めかす。ショーンは意識を喪うも、アレックスのキスで目を覚ます。市民は帝国から解放され、平和を取り戻した事を大いに喜び、祝う。

 

 

低予算系B級SF作品だと分かっていたが、ジリアン・アンダーソンが出演しているって言うから、それだけを目当てに鑑賞。ストーリーも演出もチープで、正直トホホなクオリティではあるのだが、元々期待値は低かったから、まぁこんなもんかという感じ。ロボット帝国に容易く侵略されてしまった後の地球が舞台なのだが、メディエーターとかいう妙ちくりんなアンドロイド型ロボットが、帝国の代表となって地球を支配しており、こいつがボカロみたく冷徹に喋るのが不気味である。でもこいつ自身は全く強くないというか、ロボット達も単体ではそんなに強くは無いのよね。市民にはこれまた安っぽいセンサーが付けられていて、主人公のショーンがひょんな事から、敵ロボットと同期してハックできる様になっちゃうとか、さすがに出来すぎだし、恒星間移動できる程の科学力を備えた種族が、その程度のセキュリティレベルってどうなの?こんな感じで終始モヤモヤさせられる(笑)しかし、ジリアンは相変わらず綺麗だね。

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